2023/02/10 14:32



特にお子さんに、何回言っても覚えない、何度も同じことする〜!と思うこと、きっとみんなありますよね?実はそれ、脳波の状態と関係しているかも。

人間の脳には

リラックスしている順に

・δ波(デルタ波)

熟睡している時やすごく深い瞑想に入っている時、赤ちゃん(0〜2歳)の時。

・θ波(シータ派)

レム睡眠の時や瞑想の時。2歳〜5歳位の子供。潜在意識の領域、夢を見ているような状態。

・α波(アルファ波)

すごくリラックスしている時。5歳から8歳位の子供。自分の内側に目を向け、情報を引き出す。潜在意識と顕在意識を行ったり来たりして繋いでいる状態。夢と現実の間。

・β波(ベータ波)

脳がフル回転している状態。結果に対する原因が理解できる、人に意識が向き、状況や相手に合わせられる状態。

・超β波

神経伝達がうまくいかず、エネルギーが筋肉にまわされる。交感神経が優位となり免疫力低下。

脳波がシータ派やアルファ波の時意識はふわぁっとした感じなので、夢を見た時のように覚えてたいたり覚えていなかったりします。子供が言われたことを覚えていられないのはこのせいです。逆にこの年代にルールに縛られたりしてストレスが多いと、脳波はアルファを飛ばしてベータになります。さらにベータ波が進むと神経伝達がうまくいかない、交感神経が優位になり免疫力が下がった状態、ネガティブな思考になります。本来目の前に危険が迫った時になる状態でエネルギーが筋肉にまわされるサバイバルモードです。

ベータ波の状態では集中力が高まり思考が働く状態となりますが、ベータ波が高まりすぎるとアクセルをずっと踏んでいるような感じなので、ずっとそのままの状態ではいつか故障してしまいます。

お子さんだけでなく、旦那さんも言ったことをすぐに忘れてしまうのは、お家でリラックスできている証拠とも言えるかもしれません。お子さんもストレスを抱えて過ごすよりも、その年齢ならではの必要な状態を経験してくれて、想像力が育った方がずっといいですよね。

私の旦那さんも言ったこと、ほぼ覚えてないです。多分いつもすごくリラックスした状態で脳波がアルファ波くらいなんだなって解釈しています。そうすると覚えてられないの仕方ないよね、となるので全くイライラしなくなりました。

さらに、一夜漬けで勉強するより睡眠をきちんと取ったほうが記憶が定着する、というのは有名な話ですが、記憶の定着をさせたい時に瞑想も有効です。脳波がシータ波になることで脳が眠ったと勘違いし記憶が定着するので、勉強した後に瞑想するのもお勧めです。