2023/02/10 16:35

恐怖心はストレス反応として現れ、コルチゾールを大量に分泌し、体温低下で血流が縮小するのは、人も犬も同じです。


恐怖から自律神経が乱れることをへの理解や認知度、日本ではかなり低い様ですが、米国では三大恐怖症の一つとされていて、雷を原因とする不安障害やパニックによる健康被害に警鐘を鳴らしているほどです。


実際に雷の翌日は、メンタルのアンバランスを感じ、無気力や疲労感、アレルギー症状などがでやすくなります。


恐怖心とノルアドレナリン

ヒトが感じる恐怖は、大きく分けると3種類あります。

【ヒトの恐怖】

・肉体的恐怖 死を連想するもの、起因する物や場所

・精神的恐怖 五感の働きにくい場面(暗闇、静寂、巨大な音、感覚を鈍らせる要因)

・知識的恐怖 知らないということの恐怖心、未来への不安など


恐怖心に関連するホルモンといえばノルアドレナリンですが、ノルアドレナリンは、不安、恐怖、緊張といったストレスを感じると一気に分泌量が増加します。


生命維持に不可欠な神経伝達物質で、"FIGHT or FLIGHT"=闘争又は逃走のホルモンとも呼ばれています。


ノルアドレナリンの分泌量が増加しやすい方の特徴に「完璧主義者」というキーワードがあり、緊張生しやすい、真面目、呼吸が浅く(弱い)なりがちと感じる方は、ノルアドレナリンの過剰分泌の可能性が高いかもしれません。


生き物は皆、本能的にリラックスすることを知っています。


たまには適当さを持つことも必要かもしれません。