2023/02/10 18:30
先日あいちゃんと話している時に「科学はイマジネーションの答え合わせ」と言っていて、本当にそう!と思いました。
一例ですが、体の状態は思考や感情ともちろん繋がっているので、その人の精神性の成長度によって何を食べたいか、無意識に選ぶ食材は変わってきます。自分の今の状態に合った食材は美味しいと感じるし、合わない食材には違和感を感じます。
今は情報が玉石混在調べればたくさんありますが、これがすごくいいですという食材も必要かどうかは人それぞれです。
例えば大根は排出効果の強い食材で、季節の野菜でもあるし漢方でも冬にとると良い食材とされます。冬は溜め込みやすい時期で水の発散が少なく、特にアーユルヴェーダでカパの体質の人は冬にどれだけ溜め込まずに過ごせたかが春の状態に影響するため、合っている食材です。逆に体の状態がクリアな人や排出力が元々強く栄養吸収が苦手な人には合わない食材と言えます。
これは美味しいと感じるか、食べた時、特に後味に小さな違和感が無いかという自分の感覚と合っているはずです。そしてそれを感じるためにシンプルな調理法ほど分かりやすいと思います。味つけではなく素材そのものが美味しいと感じるかという事です。
水の役割と効果でも、体にとって水の循環の大切さを書いていますが、なぜその水が新鮮でなければいけないかと言うと水は化学式でいうとH2O、つまり酸化した水素だからです。酸化したものは腐敗に向かい、それは循環する自然の仕組みでもあります。停滞すれば菌が繁殖し腐敗に向かうというのは水が持っているもう一つの側面で、それが分かると新鮮な水の流れが生きる事に大切な事が分かるし、それは体調の変化という体感として感じられるはずです。
感覚と科学は矛盾するものではなく、どちらも自分なりにミックスして使えると世界はさらに豊かになります。