2023/02/18 11:09

VEGAN ALTERNNATIVES |代替え肉の話


この世界には、数えきれないほどの食材や文化が存在します。


歴史と共に継承される伝統的な料理、人々の暮らしや社会の変化に伴い需要が高まる料理、科学の進歩やテクノロジーの発展から生み出される新しい料理など様々です。


中でも、次世代型食品と呼ばれるフードテックの中で、「プラントベースフード=植物由来の食品」の注目度は年々高くなっています。


ベジタリアン・ヴィーガンの増加に伴い、動物性食品の消費を減らし野菜中心の食生活への移行がムーブメントとなり、欧米や欧州のプラントベースフード市場は、この10年で約3倍に拡大し、ベンチャー企業への投資や共同開発も急速に進み、大豆ミートやナッツミルクなどを始めとする代替えブランド・企業による商品化も急速に進み、社会的な地位を確立したほどの勢いです。 


改めて食文化と世界経済はいつの時代も同じ波の中で動いていることを実感します。



食べたいものを選ぶ時代に


日本でもヴィーガンやベジタリアンという言葉は、多くの人にとって「言葉」として認識されるようになりましたが、健康という視点で動物性素材をあえて植物由来のもので楽しむスタイルがトレンドとなり低脂質・低糖質で効率的なタンパク質摂取への期待が高まっています。


実は、アメリカではフェイクミートを選ぶ人の約7割以上は、日常的に動物性食品を食べている方、または食べていた方だという結果が出ています。


これは、売り手(ブランド側)が心理行動学にフォーカスし研究結果を製品開発に取り入れていることが、顕著に現れている例だと思います。


つまり未来の代替え肉は、#ほぼ肉 であることが必須条件!すでにレベル5(最高峰)の開発は始まっています。