2023/03/07 20:50



元々のその人の持っている性質的にルーティンが得意か苦手かはありますが、習慣にすることは誰にでもできます。歯磨きを毎日しない人は殆どいないと思いますが、習慣化はまさに歯磨きのような存在に出来るかどうかです。


1日の時間の中に余白があるか

多くの人は自分の120%の力を自分の実力だと思って生きています。車に例えるとアクセルを踏みっぱなしで坂道をずっと走っているような状態で、その状態では他のことを入れる余裕はないし、そもそもその状態でずっといれば必ず病気になります。時間、気力、体力を通常時には70%程度に抑えておけば、その余白で新たな習慣を作ることも可能になります。


②習慣化した場合のメリット/デメリットを知る

歯磨きの場合だと、虫歯の原因となるプラークが歯に付着してから酸で歯を溶かし始めるまで24時間と言われ、1日に1回は必ず歯の間も含めてしっかり歯磨きをする事が必要な理由です。そこまで知らなくても、歯磨きしなかったら虫歯や歯周病になるし、そのリスクが分かりやすいので子供の頃から歯磨きは習慣になっています。同じように習慣にしたい事のメリット、しなかった場合のデメリットを理解できると習慣にしやすいです。


③完璧にやろうとしない

理想を持たず、出来ることから少しずつ初めて、出来ない日があっても気にしない事が大切です。途中できない日があっても、おおよそ1ヶ月程続ければ習慣にできます。脳の使っている神経回路は強化され、使っていない神経回路は無くなっていくという仕組みがあるので、続けると頭で考える行動というプロセスが無意識に体が動くように変化していきます。


④イメージを明確に持つ

その習慣が身についた未来の自分を具体的にイメージできて、わくわくするする事が出来るとぐっと習慣化は楽になります。辛いことをコツコツ積み重ねていくのではなく、楽しい幸せな未来のイメージに向かう以外に選択肢がないと自分に思わせられたら成功です。これは、例えば美味しそうなスイーツの動画や写真を見て、食べるまで気がすまないという事と同じ仕組みです。具体的にイメージした幸せな未来を手に入れるまでついやり続ける事が出来ると、結果が同じでもプロセスをより楽しめるようになります。


この4つは習慣化だけでなく、特に①は自分の良い性質を生かしながら幸せに楽しく日々を過ごすためにとても重要です。気力や体力の70%のラインを探すのはなかなか難しいので、まずは時間に余裕を持って日々を過ごすことを是非意識してみて下さい。