2023/05/10 17:39
それぞれの人にとって最適な健康を考えた時、自分が持っている体質や性質的特徴を知ることが大きな鍵となります。
その理由は、全ての人にとって必要な食事も量も全く違っていて、その時の精神性はもちろん、環境因子も大きく関わっているからです。
当たり前にある健康とはどのような状態を指すのか?皆さんもぜひ考えてみてください。
▷栄養学と行動心理学の密接な関係性
「栄養学」は科学的方法に基づいて統計的に研究する学問の一つで、以前のブログでも触れた行動心理学も、生き物の行動から感情が読み取れたり本質的な部分が見えることを、科学的に証明する学問です。
つまり2つの学問は、統計学と科学に紐付けられているという共通点があります。
科学的なアプローチにより統計的に導き出された答えは「情報」という形で、私たちの耳に届くことになるのですが、ここでの問題点は2つあります。
その情報と自分との間には距離感があるということ、そして情報は常に遠い過去からやってくるということです。
▲白湯はカラダを潤す
▲腸内環境の改善には発酵食
▲大豆ミートは貴重なタンパク源
▲糖質制限でダイエット
▲タンパク質ファースト
▲生野菜で酵素を補給
▲オメガ3を毎日の食事に
▲MCTオイルは痩せる油
例えばこのようなこと、正解不正解ではなく健康という枠の中で最新の科学に基づく情報としては少しだけ過去のお話だったりします。
今の自分に合ってるかな?必要かな?そのボーダーラインを見極めるには「体感と感覚」を使うことをお勧めします。
体感は経験して初めて持つことになるため出会うことから始まりますが、感覚はおそらくすでに自分のカラダが知っているはずです。
つまり科学をベースに構築されるエビデンスや統計学が=健康とは限らないということです。
▷パフォーマンス向上のために消費される燃料を知る
MACRONUTRIENTSとは、多量栄養素(炭水化物、脂質、たんぱく質)を指す言葉で、たくさんの量を摂取する必要があるため、大きいという意味をもつマクロとも呼ばれています。
筋肉をサポートしたり、エネルギーを供給したり、脳と体を日常的に機能させるためには、これらのマクロ栄養素が不可欠で、摂取する食品の種類と栄養素のタイミングや量は、安静時やトレーニング中、ストレスの生成度合いによっても大きく変わります。
今回はワークアウトとの関連性をベースに考えてみましょう。
通常よりも負荷がかかるワークアウトやトレーニング中には、パフォーマンス向上において効果的な食べ物の摂取は必須条件となります。
さらに、得意なスポーツや目的がある場合にはもっともっと高いパフォーマンスを求めたくなるのは当たり前の心理です。
そのためにも、燃料となる食べ物を一番最適なタイミングと量で、適切に補うことが必要となります。
つまり、活動レベルと行っている運動や行動のタイプを考慮することが重要となるのです。
そのためにも、三大栄養素のそれぞれが持つ特徴的な機能を理解すれば、何を食べるかがより鮮明にわかるようになるはずです。
なぜなら、摂取した燃料は、目的に応じて最大限に活用することができるからです。
◎炭水化物|糖質
糖質はエネルギーを動かす最初のスィッチであり、神経系の重要な栄養源です。
精神的な安定感やロジカルかつ感覚を持った判断力があるのは糖質のおかげです。
◎タンパク質
機能を高める燃料としてのタンパク質は、トレーニングやセッションの前に摂取することが求められます。
筋肉を作るためのアミノ酸を供給し、糖質の低下を代理エネルギーとしてサポートし、アミノ酸のレベルの安定をもたらします。
【もっと詳しく知りたい方のために】
CBDブランドのパイオニアとも言えるENDOCAさんの主催で「NUTRITIONAL CLUB」という栄養学を楽しく科学するワークショップを不定期で展開しています。
日付:5月22日 火曜日
時間:14:15-15:45
講師:AI
特典:ENDOCAプロテインのサンプル付き
今回のテーマは「タンパク質の重要性」
この講座では、これまでのタンパク質の概念を飛び越えて未来のタンパク質のお話をしていきたいと思っています。
女性ホルモンへの関与や植物性タンパク質の注意点など、タンパク質の神話をアップデートします。
特典にもあるプロテイン、実際に私も試したので、体感を通したリアルな感想をお伝えします。
ご予約・詳細は、@endocarditis_japan さんのインスタグラム投稿、またはHPまで。