2023/06/22 14:55
繰り返される循環の世界の中で生きる人の人生を星座から知るシリーズ、3回目は双子座の世界です。
双子座の学びは、知りたい欲求から情報の精度を高めていく事や、その情報を使ったコミュニケーション。自分の視点からだけ世界を見ていたところから視野を広げ、コミュニケーションの中から自分を更に理解していきます。知的好奇心は人間ならではの知性からの成長に繋がるとともに、膨大な情報量のある現代では、その中から精度が高く自分に必要な情報を得ることは難しくなっています。また、誰の視点から見た情報がという事も大切で、同じ現象が違った人からの視点では180度違う表現になる事もあります。知るための目的を自分の中ではっきりさせる事、その情報を通して様々な視点がある事を知るのが双子座の成長であり、他者を通した世界がイメージできるようになっていきます。
双子座は自分の興味のあることを探求するのが楽しく、スピード感があり頭の回転も速いです。頭の回転の速さはメリットでもあり、深く知る事への障害となることもあります。人の話をちゃんと聞き、最後まで理解し、きちんと理解することが課題でもあります。面白い、知りたいというのが原動力です。「旅」や「言葉」を好み、単調なことが苦手です。とても多才で様々なことをこなす能力があります。なんでも出来ますが、一度に色んなことをしようとすると気づいたら何も進んでなかったという事もあります。ある研究ではマルチタスクが一般化した事でそれまで伸び続けていた知能指数の向上が1990年代後半から見られなくなったという結果もあります。スピード感と才能を使いこなすことが双子座のテーマのひとつです。双子座の成長に大切なのは自分との対話です。自分を良く知り、自己を確立させる事で世界との関わり方が変化し、得た情報と頭の回転の速さを生かしその人なりのより善い世界を目指すためのメッセンジャーとしての役割があるように思います。
占星術は星座と惑星や、様々な組み合わせで見るので、どの惑星がその星座にどんな角度で位置しているかで性質の現れ方が変わってきます。太陽星座が双子座なら、自分らしさや顕在的な特徴として見えやすい形で性質が現れるし、月星座に持っている場合は幼少期の精神形成が大人になっても大きく影響してくる性質があり、アセンダントにある場合、情報にアンテナを張っていてみんなとうまく付き合っているの様に、その性質が出てくる部分や見え方が変わってきます。
双子座を表すキーワード: コミュニケーション/好奇心/探究心/情報/スピード感/社交性
