2023/07/04 21:29
繰り返される循環の世界の中で生きる人の人生を星座から知るシリーズ、4回目は蟹座の世界です。
蟹座の学びは、自分を守るを卒業して本当の愛で人を癒す事。深い母性を持つ蟹座は愛と優しさで人の結びつきを作っていきます。大きな愛を持ちその向け先を望みながら、拒否される恐怖も同じ様に強く持っていて、固い甲羅で心を守っています。蟹座のエレメントは水ですが、水は3次元的な愛の象徴です。私たちの生きる物質的3次元の世界では水がなくては生きる事が出来ず、私たちの体も50〜70%は水であり、今も宇宙の中で水の存在を探す事で生命の存在を見つけようとしています。水は停滞すれば淀み、流れていれば清らかで生物を満たしていきます。程よく流れながらみんなを満たし、繋がりを作っていくのが蟹座の能力であり、使いこなすために水に呑み込まれない強さを学んでいきます。
蟹座は人と共感し合い心を通わせることに喜びを感じ、その大切さを伝えていきます。人の気持ちに歩み寄り、大きな愛を注ぎ、頼られたり手助けをするのが好きです。豊かな感情を持ちながらそれを表現するのが苦手で、傷つくことを恐れるあまり1人でいることを選んでしまう場合もあるほどの繊細な心を持っています。安心、安全を好むので、挑戦するより慣れたものを選び、家や家庭をとても大切に思っています。その一方で大切なものを守るためなら無茶をしてしまう様な強さも持っています。また、食は蟹座にとって大切で、食べ物を通して愛情表現をします。星が幼いうちは感情の振り幅の大きさにのまれてしまい、抑えきれずに爆発したり、完全に抑え込み全く表に出そうとしない場合もあります。心配性でありながら、それを人に伝えることは苦手です。愛の共感を望むあまり、相手からの愛を求めすぎてしまう場合も。様々な経験と共に強くしなやかになり、その深い愛に裏づけされた優しさで人を安心させたり救ったりしていきます。
占星術は星座と惑星や、様々な組み合わせで見るので、どの惑星がその星座にどんな角度で位置しているかで性質の現れ方が変わってきます。太陽星座が蟹座なら、自分らしさや顕在的な特徴として見えやすい形で性質が現れるし、月星座に持っていれば、お家が大好きで人を招いて料理でもてなす事に喜びを感じる、アセンダントにあれば面倒見が良く優しい人の様に、その性質が出てくる部分が変わってきます。
蟹座を表すキーワード: 愛/共感/日常/感情/家/安心安全