2023/07/16 20:23
繰り返される循環の世界の中で生きる人の人生を星座から知るシリーズ、5回目は獅子座の世界です。
1回目はこちらから 牡羊座の世界
2回目はこちらから 牡牛座の世界
3回目はこちらから 双子座の世界
4回目はこちらから 蟹座の世界
獅子座の学びは、自分の光と影を統合し、自立を知る事。光と影は対であり、太陽のような強い光を持つ獅子座は、同時に影を生みやすい存在でもあります。自分らしさと言う光はとても魅力的であり人を惹きつけながらも、同時にその光で影を生みます。そして光の中にいると影の存在に気づくことは出来ません。それは自己の内側も同じで、光にばかりフォーカスしていると自分の影、弱さに気づかず認めることが出来ません。光と影は必ずセットで、両方存在する事がそのまま美しく愛おしい自分であり、世界です。その両方を経験から知っていくことで、優しい光として人を明るく照らしながら、自分の望みを叶えるステージを自分の手で作って表現していく事が獅子座のテーマです。
獅子座は生まれながらに主役で、おっとりしていて静かなのにも関わらず人を惹きつける魅力を持ち、注目されている事が好きです。人に好かれ友人も多いですが、1人の時間も必要で好みます。また、人に好かれる事が子供の頃から当たり前なので、星が幼いと人の気持ちに鈍感なところがあり、嫉妬されやすい傾向にあります。自分の弱さや、人の弱さからくるネガティブな感情を理解し受け入れる事で成長し、本来持つ光で人の心を温め寄り添えるようになっていきます。楽しい、自由が大好きで、楽しい事をする時間がないと落ち込みます。責任で仕事を選んでしまうととても辛いので、わくわくする楽しい事を仕事にすると力を発揮できます。自分のした事を自分のものとして評価されたいので、縁の下の力持ちは合わず、表に立って目立つ事が得意です。誇り高く、プライドを傷つけられると怒りになりやすいです。獅子座はまさに太陽で、肯定を持っており、存在そのものを元々受け入れています。
占星術は星座と惑星や、様々な組み合わせで見るので、どの惑星がその星座にどんな角度で位置しているかで性質の現れ方が変わってきます。太陽星座が獅子座なら、自分らしさや顕在的な特徴として見えやすい形で性質が現れるし、月星座に持っていれば自分で決めて中心になって物事を進めていくのが心地よい、アセンダントにあればいつもみんなの中心にいる芯の強い人に見える、のようにその性質が出てくる部分や見え方が変わってきます。
獅子座を表すキーワード: 誇り高さ/注目/肯定/主体性/主役/意志の強さ