2023/11/05 20:23


繰り返される循環の世界の中で生きる人の人生を星座から知るシリーズ12回目、最後の魚座の世界です。


1回目はこちらから 牡羊座の世界

2回目はこちらから 牡牛座の世界

3回目はこちらから 双子座の世界

4回目はこちらから 蟹座の世界

5回めはこちらから 獅子座の世界

6回目はこちらから 乙女座の世界

7回目はこちらから 天秤座の世界

8回目はこちらから 蠍座の世界

9回目はこちらから 射手座の世界

10回目はこちらから 山羊座の世界

11回目はこちらから 水瓶座の世界


魚座の学びは、全てが溶け合い調和した美しい、受容の愛の世界に生きることです。世界は目に見えるマクロの世界と目に見えないミクロの世界、2つの世界で構成されて、それは全く異なる法則で動きがながら完全に調和し同時に世界を動かしています。宇宙の中で物質を構成している元素は5%と言われ、自覚できる顕在意識も5%程度と言われています。科学の進歩は謎を解き明かし日々の暮らしを便利にしていく一方で、ほとんどの事が分からないという事を知っていることも大切で、科学の進化もイマジネーション無くしては起こらないというのもとても面白いなと思います。知らない事、分からない事、見えない事あらゆる可能性を受け入れ、全ての存在の尊さを知った時、今まで見えていると思っていた世界の新しい可能性が見えてくるはずです。


魚座は自分と世界との境界線がなく、世界全体を自分の心として生きています。自分というはっきりとした輪郭を持たず、どんな場所、コミュニティにもするすると入っていきます。エネルギー次元を含めた広い世界を潜在的に知っているけれど、それを表現する言葉が存在しないので、夢みがちとか変わっていると思われやすく、現世的な二元論的感覚を持っていません。星が幼いと人と自分の境界線が分からず、甘えすぎたり、影響を受けすぎたり、踏み込みすぎてしまったりすることがあります。成長すると自分と人の違いを理解しながらも、共感し癒そうとします。全てを愛し深く美しい世界で生きる星座です。


占星術は星座と惑星や、様々な組み合わせで見るので、どの惑星がその星座にどんな角度で位置しているかで性質の現れ方が変わってきます。太陽星座が魚座なら、自分らしさや顕在的な特徴として見えやすい形で性質が現れるし、月星座に持っていれば純粋な美しさの中で生きる事を幸せに感じる、アセンダントにあればどこにでもすんなり馴染む少し変わった人、のようにその性質が出てくる部分や見え方が変わってきます。


魚座を表すキーワード境界の無さ/共感/溶け合う/変幻自在/大きな愛/純粋さ/捉えどころの無さ