2024/01/21 08:00

BALANCINGLABO ACADEMYでは食事、科学、哲学、スピリットなど様々な視点から楽しめる講座を開催しています。
 2024年1月22日(月)10:00-11:30
 2024年2月13日(月)10:00-11:30 

脳のパフォーマンスは、感情によって左右される側面があり、ネガティブな感情ならストレスホルモンが分泌され、記憶を司る海馬や前頭前野が萎縮する一方、楽しいとかワクワクするというようなポジティブな感情なら扁桃体と海馬との神経細胞のつながりが増し、記憶はより定着しやすくなり、情報のレベルもアップデートされていきます。
私たちが物事を学ぶ時は、神経の可塑性(neuroplasticity)が必要です。
可塑性(かそせい)というのは、自由自在に形を整えることの出来る物性という意味を持ち、人の学びや教育などにおいては、理解した後の変化が大きいことを可塑性が高い、可塑性に富んでいるなどと表現します。
神経の可塑性というのは、経験や体感に応じて脳がその構成を物理的に変える能力のことを指します。
よく、歳をとると記憶力が低下して覚えられないと言われますが、可塑性という性質自体は失われず、継続することで何歳でも新しい発見、学びがあります。

人は新しい情報に触れたり学んだりする時、脳に少しの負荷がかかりシナプスと呼ばれる神経細胞(ニューロン)の小さなつながりが生まれ、つながりが強くなることで回路からスムーズに移行し行動が的確になったり、素早くなったりします。
学ぶ・知るという行動を僅かな時間でも良いのでルーティンにすると決断までのスピードは早くなり、より質の高いものへと変わっていきます。
脳は無意識の間も新しい情報を探しインプットし続けているので、例えば英語を学ぶ学習において、同じ映画を音声だけでくり返し流し聞きするというのも一定の効果は出るはずです。

では、脳のポテンシャルを最大限引き出すにはどうしたら良いか?
答えは、日常=勉強していない時の過ごし方にあります。

1:体という器を整える|デトックスとチャージ
体が食べ物のエネルギーや光を一番良い状態で受け取るためには、循環したクリアな器(カラダ)を作るのが先です。
一般的な栄養学やエビデンスに引っ張られ過ぎてしまうと、自分の体質や段階と乖離が大きくなってしまうこともあるので、照らし合わせををしてみましょう。

2:カラダを動かす|ワークアウト
自分に合う運動を取り入れます。散歩、ヨガ、体操、ストレッチやマッサージ、どれもが体だけでなく脳の血流改善にも繋がります。
記憶に関連する海馬の神経細胞を発達させるたんぱく質は運動により増えるため、多くの人にとって適度な運動が必要になります。
ただし、オーバーワークや質に合わない運動を習慣化してしまうとホルモンバランスの乱れやストレスの蓄積に繋がってしまいます。

3:質の良い睡眠|アップデート
通常、睡眠時は消化器官や内臓を休ませ、組織の修復や細胞の作り替えなどを行うため、24時間フル稼働です。睡眠時にやりたいことができないと、パフォーマンスは低下します。特に脳の老廃物は睡眠中にしか排出されないため注意が必要です。

4:整理整頓|バランス
頭の中は冷蔵庫の中とよく似ていると言われます。賞味期限切れの古い食材や情報があるのなら思い切って処分することも必要かもしれません。頭の中には何もない余白を作ることで、スポンジのようなフレキシブルな吸収力が蘇ります。
また、自分の住んでいる部屋、環境、地域の掃除やゴミ拾いをすることで、視野が広がりクリアに世界を見ることができるはずです。

5:知ること|セルフケア
自分自身とコミュニケーションをとり、持っている性質や体質を知ることで、不必要なことをやるという選択肢がなくなります。経験や体感はやってみなければわからないものですが、時に体にとっては大きな傷跡を残すことにもなります。小さな違和感を発見しメッセージを受け取るためにも自分が良いと思うセルフケアを行なってみてください。

本日ピックアップした5つはどれも役立ちますが、中でも「知ること」がポテンシャルを活かすためには大切な要素となります。
BALANCINGLABO ACADEMYで開催中の12星座の講座でも、自分を知り、対象者を理解し、世界を広い視点で見ることでたくさんの可能性を見つけられると思います。

第7回目の天秤座の世界「世界の二面性を知る」無料公開しています。
天秤座の学びは、あるべき姿への理想を持ちながら全てと調和していく事です。天秤座を境に大きく広がる世界をお楽しみください。